受け継がれる
チャレンジ精神が
“今をもっとおもろく”する
白井 孝征
しらい たかゆき
本社工場 工場長 兼 生産技術部 部長
ミナミダを選んだ理由は?
あまり大きな声では言えませんが、私は一度ミナミダを退職し、半年で再度入社したという珍しい経歴の持ち主です(笑)。退職したときは冷間鍛造の設計担当で、もう自分にやれることはないと考え、他の分野に転職しました。しかし、いざ他の環境でやってみると、「冷間鍛造って、もっと奥深いのでは!?」と、再認識することになったんです。そういった経緯を当時のミナミダの社長にお話ししたところ、返ってきた言葉が、「それで、いつ戻ってくるんや?」。自分で出て行った社員に対して、そんなふうに言ってくれる会社なんて、滅多にないんじゃないでしょうか。そこから、私のミナミダでのモノづくりが再スタートしたわけです。
どんな仕事をしていますか?
もともとは、工程の設計や金型の設計を行う技術職として働いていました。現在は、モノづくりの現場というよりも本社工場全体のマネジメントを任せてもらっています。具体的には、各課長たちが持っている目標の進捗チェックや、方針から外れた工場運営になっていないかのチェック、そしてそれらが上手くいっていなければ、改善するよう促していきます。簡単に言うと、みんなが良くなるように見守ったり、軌道修正したりする役割ですね。
仕事の中で大切にしていることは?
理念にもつながりますが、自分だけでなく、一緒に働くみんなが「おもろい」と感じられるような環境をつくること。それを大切にしています。失敗したっていいんです。まずはそれを実行したことを評価してあげたいし、おもろいと感じている仕事であれば、失敗しても「じゃあ、次はどうしようか?」と前向きに考えられるでしょ? だから、一人ひとりがそう感じられる職場にしていきたいんです。
ミナミダに入社して変わったことは?
新しいことへチャレンジするのに、躊躇しなくなったことですかね。先代の社長も、現社長も「まずはやってみよう!」というスタンスなので、自然とそういった風土が根付いていると思います。それと、私の場合は2度目の入社で変わったこともあります。転職する前までは、「俺の言ううとおりにやったらええんや!」という、いわゆるワンマンタイプの上司だったんです。私の性格というよりは、その方がみんなを引っ張っていきやすいと思い込んでいました。だけど、私が自分勝手に出ていった半年間、みんなが頑張ってくれていて、「みんなのおかげで自分も仕事ができている」という意識が強くなりました。だから、みんなに頼りながら、任せていくスタイルになりましたね。
ミナミダってどんな会社?
チャレンジ精神が旺盛な会社。例えば、他社さんでできなかったこと、やりたがらないことでも「やってみます!」とチャレンジしています。だから、できたときには、お客さんからも感謝されています。何しろ、どこもやてくれなくて困っていたんですから。また、最近ではBtoCの自社製品の開発や、協働ロボット事業といった新しい事業にもチャレンジしています。2023年に代替わりをしましたが、そういった精神が引き継がれている会社ですね。
これからチャレンジしたいこと
もともと設計部門のスタッフが少ない会社なんですが、私しかできないことも多く、それを引き継いでいくことが、これからチャレンジしたいことですね。自分が吸収してきたスキルや知識を後輩たちに伝え、みんなでレベルアップをしてほしいと思っています。私個人としても、海外という新しい環境で挑戦してみたいという想いもあるので、なおさら若手に引き継いでいきたいですね。
ミナミダの
仲間